フトアゴヒゲトカゲの飼育には、サプリメントを使って栄養を添加することが必要です。バランスの取れた食事を心掛けていても、フトアゴのための栄養は野菜と昆虫だけでは十分とは言えません。
具体的にはカルシウムとビタミンのサプリメントを使用するのですが、飼育初心者の方には選び方で迷うことがあるかもしれません。また、与えすぎてはいけないものもあります。せっかくフトアゴのためにサプリメントを与えたのに、そのせいで体調が悪くなってしまうことは避けたいですよね。
そこで、今回の記事では
- フトアゴ用のサプリメントの選び方がわからない
- どうやって与えるの?
- 与える頻度は?
こんな疑問にお答えしたいと思います。
わたしが実際に使っているおすすめサプリメントもご紹介しますのでお楽しみに。
この記事を読めば、サプリメントの種類、役割と与え方がわかります。
サプリメントで補う栄養素
栄養①カルシウム
まずはカルシウムです。小松菜などの野菜から摂ることができます。
カルシウムは骨の形成など、フトアゴが健康に育つために大切な栄養素なので、サプリメントでしっかりと補ってあげます。
栄養②ビタミンD3
ビタミンD3は、カルシウムの吸収を助ける役割があります。
ビタミンD3は日光浴や紫外線ライトを浴びることで体内でつくることができるのですが、十分に生成できない分をサプリメントで補わなくてはいけないのです。
カルシウムが足りないと病気になる
では、カルシウムが足りないとどうなるのでしょうか?
カルシウムが不足してしまうと、成長に影響し、「くる病」という病気の原因にもなってしまいます。
「くる病」とは簡単にいうと骨の病気で、脊髄が曲がってしまったり、骨折や食欲がなくなってしまったりします。フトアゴに多い病気です。
フトアゴの健康・成長のために、カルシウムはとっても大切なんですね
フトアゴにおすすめのサプリメント
私が実際に使っているサプリメントをご紹介します。
先ほど説明したとおり、サプリメントはカルシウムとビタミンD3が入っているものを使用しましょう。
- 爬虫類用炭酸カルシウム
- 爬虫類用総合ビタミン
- マルベリーCa(カルシウム)
②と③をメインに使っています。
カルシウムをメインに、ビタミンD3を時々与える感じです
マルベリーとは桑の葉のことです。天然素材だけでつくられているので、素材にこだわる方におすすめです。ふんわり青葉の香りがします。
葉の香りがするからか、食いつきもいいですよ
モリモリごはんを食べて、うちのむぎちゃんはしっかり成長してくれました♪
もうひとつおすすめしたいのがこちら。
フトアゴのお腹を守る、腸内細菌のバランスを正常に保ってくれます。糞がゆるい子や、便秘がちの子におすすめです。餌を食べさせるときににふりかけるだけで、簡単に与えることができます。
毎回の食事で与えてOKです。
サプリメントの与え方と注意点
サプリメントの与え方
サプリメントの使い方をデュビアを例にご説明します♪
デュビアを容器に入れます。
うちではフリフリしやすい筒状の容器を使っています。
サプリメントを振りかけ、容器を振ってまぶします。あとはこれをピンセットでつかんでフトアゴに与えます。野菜を与えるときも同様にサプリメントをまぶしてくださいね。
サプリメントを与える際の注意点
カルシウムの添加は毎回、ビタミンD3は週1~10日に1回
ビタミンD3は与えすぎると過剰症といってフトアゴの体に悪影響が出てしまいます。商品によっては、ビタミンD3も配合されているカルシウムのサプリメントもありますので、購入時に確認してみてくださいね。
説明書に与える頻度や適量が書いてありますので、必ず確認しましょう
まとめ
ここまで、カルシウムとビタミンD3がフトアゴの成長に必要なこと、サプリメントで補う必要があることをお話してきました。
用量・与える頻度を守ることも重要でしたね。
サプリメントまとめ
- カルシウムは骨の形成に欠かせない
- ビタミンD3はカルシウムの吸収を助ける
- カルシウム剤をメインに、ビタミンD3を時々与える
- ビタミンD3は与えすぎに注意
- 使用量については製品の説明書きを読むこと
フトアゴの健康のために、必ずサプリメントを用意してあげてください。
Pinterestでボードを作って保存しておくとあとで確認できます
サプリメント選びに、この記事がお役に立てれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。