フトアゴのバスキングスポットには何を置いたらいいの?
流木、バスキングストーンなど、いろいろありますよ。メリット・デメリットも説明しましょう
フトアゴヒゲトカゲは日光浴をして体を温め、日中の活動をします。これをバスキングと呼びます。
飼育下ではバスキングライトを太陽の光の代わりとして使います。ケージの中で日光浴を再現しているんですね。
フトアゴがバスキングする場所をバスキングスポットといいますが、そこにレンガや石などを置くことで効率的に体を温めることができます。
この記事では、バスキングスポットに置くのにおすすめのものをご紹介します。
こんな人におすすめの記事です
- これからフトアゴヒゲトカゲの飼育を始める人
- ケージ内のレイアウトに悩んでいる人
- バスキングスポットに何を置いたらいいか分からない人
効率よくバスキングをさせてフトアゴを健康に
「効率よく」というのが、バスキングスポットに何を置くかで決まります。
もちろん、バスキングライトに何を選ぶか、設置のしかた、ライトとの距離など考えなくてはいけないことはいろいろとあります。ライト選びについては、「バスキングライト・紫外線ライトの選び方」もあわせてご覧ください。
今回の記事では、バスキングスポットに何を置くかに重点を置き、解説していきます。
具体的な説明に移る前に、簡単に表にまとめてみました。
これがいいかな、と考えながら読み進めてみてください
見栄え(自然らしさ) | 掃除のしやすさ | あたたまりやすさ | その他ポイント | |
流木 | ◎ | ☓ | ☓ | 自然なレイアウト向き。 お気に入りの流木を探す楽しさがあり、 こだわりたい人におすすめ。 立体活動もできる。 凹凸が多く掃除が大変。 |
ストーン | ○ | ◎ | ◎ | あたたまりやすく、 フトアゴのお腹をあたためてくれる。 平らな石なら洗いやすい。 |
レンガ | △ | ○ | ○ | ストーンほどではないが、あたたまる。 洗って干すだけでメンテナンスも楽。 |
シェルター | ○ | ◎ | ○ | あたたまりやすいシェルターもあり、 隠れ家、立体活動の足場としても良い。 |
商品によって特徴の違いもありますし、個人的な考えもありますので、こちらの表がすべてとは言えませんが、参考にしていただければと思います。
それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
流木
おすすめポイント
- 自然な雰囲気が出る
- 全く同じ流木はないので、他の人と被らない
ひとつとして同じものはない、流木。
気に入ったものを探す楽しみもありますよね。しかも自然な感じの雰囲気が出ます。特に砂系の床材と相性が良いですよ。
流木に登ってバスキングをしたり、夜はベッドにもなります。
選び方としては、フトアゴが登っても安定するしっかりした流木を選びましょう!
フトアゴは半樹上性のトカゲなので、高い所が落ち着くようです。
私はメルカリで購入したのですが、大きめなアクアリウムショップや爬虫類ショップ、爬虫類イベントだといいものが見つかります。
注意点
やけど防止のため、ライトと生体の距離に注意
設置するときには、バスキングライトで火傷をしないよう、しっかりと距離を取りましょう。商品の説明書に適度な距離について記載があるので、確認してみてくださいね。
バスキングストーン
おすすめポイント
石自体が温まるので、フトアゴのお腹が温まり消化を助ける
ライトの熱を吸収するので、石の上に乗ることでお腹を温めることもできます。
ちなみにこのストーンの温度を測ったら35℃でした。温かいですね。
プレートタイプと、自然な形のストーンがあります。レイアウトに合わせてお好みで選んでみてください。
注意点
バスキングライト直下では、熱すぎる場合があります。フトアゴが上に乗ってくれない、触ったら熱すぎる、そんなときは少し場所をずらしてみましょう。
レンガ
おすすめポイント
- 温まりやすい素材
- 個性的
- かわいい雰囲気のレイアウトに合う
自然な雰囲気よりは、かわいいレイアウトをしたい方におすすめ。
うちではバスキングスポットとしてではありませんが、3色のレンガと、アルファベットのブロックを置いています。
好きな色の組み合わせで注文できるので、ケージの雰囲気に合わせて選んでみてください。
こんな使い方も
砂タイプの床材を使っていると、水入れや餌皿に砂が入ってしまうことも。レンガの上に餌皿を置くことで、砂が皿に入りにくくなり、誤飲リスクを減らすことができます。
Instagramでもよく見かけるこちらのアルファベットブロック。フトアゴのお名前を選んで飾れば、よりおしゃれなケージになりますね。
イニシャルだけでもいいですし、ハートや星型もあるのでアクセントに飾ってもいいですね
シェルター
おすすめポイント
- 素材によっては温まりやすいものもある
- 上に登ったり暑さから逃れたりできる
- 隠れ家になる
シェルターは、フトアゴが隠れたり暑いときに逃げたりできるように置いてあげるものです。
うちではバスキングスポットとしては使っていませんが、シェルターの上をバスキングスポットにするのもアリです。
注意点
ずっとシェルターから出てこない場合は撤去することも検討(こもりがちになる可能性)
まとめ
いかがでしたでしょうか。お気に入りのものは見つかりましたか?
選び方まとめ
- 他と被らない・自然な雰囲気を出すなら流木
- お腹も効率的に温めるならバスキングストーン
- 組み合わせてレイアウトを楽しむならレンガ
- フトアゴが休む場所にもなるシェルター
ご紹介したとおり、それぞれの良さがあります。
わたしのおすすめは、効率良く温められるストーンと、フトアゴが落ち着いてくれる流木です。
レイアウトを考えるのも飼育の楽しみのひとつです。
複数の組み合わせもいいですね!
フトアゴが登って崩れないよう、レイアウトのしかたには注意しましょう
フトアゴに適した環境を考えながら、ぜひレイアウトも楽しんでくださいね。
ライトや保温球を使うフトアゴ飼育ってどれくらいの電気代がかかるんだろう?
そんな疑問をお持ちでしたらこちらの記事がおすすめです。かしこく節約してる人はもうやっていますよ…!
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