フトアゴヒゲトカゲに興味があるけど、どんなトカゲなんだろう?
飼育前はたくさんの疑問がありますよね。
わたしも飼育をする前は知らないことだらけでした。
でも知れば知るほど、愛嬌のある魅力的なトカゲに夢中になりました。
- フトアゴってどんなトカゲ?
- 大きさはどれくらいになるの?
- トゲが痛そう!
- どんな魅力があるの?
そんなふうに思った方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
フトアゴってどんなトカゲ?
フトアゴの基本情報
フトアゴは爬虫類の中でも比較的飼育しやすく、おとなしくて丈夫なので人気のトカゲです。
フトアゴの野生個体は、オーストラリア中央部の乾燥した地域に生息しています。爪を引っかけて木を登ったり、岩によじ登ったりできる、半樹上性のトカゲです。ケージ内のレイアウトもそんな動きを意識して作ってあげると、良い運動になりますよ。
フトアゴの全長は40~50cmくらいになります。その半分くらいはしっぽです。とっても長いんですね。自切(危険を感じた時などに自ら尾を切ること)をすることはありませんが、しっぽを持つのはやめましょう。
ちなみにこの立派なトゲトゲですが、ゴムのような質感で触っても痛くありません。
しかし爪は鋭く、人の肌が傷ついてしまうことも。
フトアゴの生活リズム
フトアゴは昼行性のトカゲです。わたしたちと同じように朝起きて、夜寝ます。
フトアゴの一日
- 朝起きて、バスキングをする(体を温める)
- 食事
- 2時間ほどかけて食べたものを消化する
- 木の上など好きな場所で過ごす
- 夜、消灯すると眠る
基本的な過ごし方はこのような感じです。
うちのフトアゴは、朝6時半に起きて、夜は18時に消灯しています。タイマー機能を使うなどしてライトのオンオフを自動化すると楽ですよ。
フトアゴの食事
フトアゴは雑食性のトカゲです。成長期は積極的に昆虫を与え、大きく育てます。成長するにつれて人口フードや野菜をメインに与えていき、肥満を防ぎます。
飼育してみて感じるフトアゴの魅力
魅力その①表情が豊か
表情の豊かさに、いつも癒されています。
最初は「えー!トカゲ!?」なんて言っていた家族も、今ではフトアゴに夢中です(笑)
例えば首を傾げたり、口を開けて怒ったり、目を閉じていやいやしたり、飼い主を睨むようなこともあるんですよ!いつも笑わせてくれます。動きもとってもコミカル。きっと毎日楽しませてくれますよ。
魅力その②スキンシップが取れる
フトアゴは手に乗せてなでたり、肩に乗せたり、スキンシップを取ることができます。これをハンドリングを呼びます。
ただ、犬や猫のように触られて気持ちいいとは思っていないので、嫌がっていたらやめましょう。ストレスを与えないようにすることはとても大事です。フトアゴが人に慣れてきてくれたら、触らせてくれるようになるかもしれません。
魅力その③餌やりが楽しい!
飼育の楽しみのひとつといえば餌やりではないでしょうか。
ベビー~ヤングの時期は昆虫食がメインになります。大好物の虫を見たときのフトアゴの表情は最高ですよ!早く食べたくて大興奮なその表情に、こちらもとても嬉しくなります。
アダルトサイズになれば野菜メインの食事になりますが、栄養を考えて用意したごはんを食べてくれたときは、自分の子供のように嬉しいものです。
まとめ
フトアゴの魅力は伝わりましたでしょうか?
- 丈夫で飼育しやすい、人気のトカゲ
- 昼行性でわたしたちの生活リズムと合っている
- 表情が豊か
- スキンシップが取れる
- 餌やりが楽しい
もしこの記事を読んでフトアゴに興味を持ったら、ぜひ飼育方法など他の記事もご覧になってみてください。知れば知るほど、お迎えしてみたくなるかもしれません。
フトアゴは「一緒に生活している」と感じることができる魅力的なトカゲだと思います。
このブログが、フトアゴをお迎えするきっかけになってくれたら嬉しいです。