フトアゴヒゲトカゲには定期的な健康診断をおすすめします。
爬虫類はギリギリまで体調不良を隠す生き物なんです
気づいたら病気が進行していた…なんて怖いですよね。
飼育に慣れたころにまず一度、健康診断に行ってみましょう。カルテがあれば、その後もし何かあったときに、スムーズに受診することができます。ぜひ一度受診しておくことをおすすめします。
飼育のアドバイスももらえますよ
受診前に準備したことや当日の流れをお伝えしますので、まだ健康診断に連れて行ってない方はこの記事を参考にしてくださいね。
この記事を読めば、
- 動物病院の受診の流れ
- 事前にしておくと良いこと
- 連れていくときの注意点
が分かります。
動物病院受診前の準備
準備①爬虫類を診てくれる動物病院を見つけておく
すべての動物病院で、爬虫類を診てくれるわけではありません。
飼育を始める時に、必ず見つけておきましょう。
準備②予約をする
受診前に動物病院に電話をして、健康診断をしたいと伝えましょう。
電話をすると、いくつか質問されます。慌てることのないように頭の中を整理しておくとスムーズです。
病院から聞かれたこと
- 爬虫類の種類
- 年齢
- 雌雄
- お迎えした時期
- 体調などで気になることはあるか
とても丁寧に対応してくださいました
こちらからもいくつか質問をしました。気になること、心配なことがあれば聞いておきましょう。
こちらから質問したこと
- 費用はどれくらいか
- 支払方法
費用は初診料1500円ずつと、悪いところがあれば追加の診療代がかかるとのことでした。
費用はやっぱり気になるところですよね。
支払い方法は現金・カード・キャッシュレスOKとのこと。
病院にによって違うと思うので、確認しておくと安心です。
診察内容によっては診療代が思ったよりかかるかも?しっかり準備しましょう
他にも何か気になることがあれば、予約の際に聞いておきましょう。
診察当日の流れ
- 予約事前に電話をし、予約をする
ペットの種類や年齢、雌雄など聞かれます。
- 受付問診票の記入
飼い主の連絡先や飼育環境などを記入
- 受診診察室での診察
体重測定、触診、問診など
- 会計診察代の支払い
支払いを済ませ、診察券を受け取って終了。
おつかれさまでした。
動物病院への出発準備
車の揺れなど、ストレスによる吐き戻しが心配なので、餌は与えずに行きました。
それぞれプラケースに入ってもらい、エコバッグに入れて連れていきました。
レジカゴバッグが大きさ的に使いやすかったです。
バッグの中でケースが動いてしまうとフトアゴがびっくりしてしまうので、ちょうどいい大きさを探してみてください。
夏前でしたのでこれで大丈夫でしたが、蒸れや暑さ、冬は寒くないように気を付けましょう。
「冬は発砲スチロールに入れてカイロで温めるといいよ」
と、先生が教えてくれました。不安でしたら相談してみるといいかもしれないですね。
後日、小動物用のペットキャリーを買ってみました。通気口がしっかりあり、通気性が良さそうです。
病院に到着、受付
電話予約の際、初診だと記入するものがあるので20~30分前に来てほしいとのことでした。
病院に着いたら、受付を済ませて問診票記入しました。
事前に病院のHPを調べてみると、あらかじめダウンロードできる書類があったので記入して持参。
内容としては、
- 飼い主の連絡先
- 飼育環境(図で描く)
- 餌の内容や頻度(フードの場合、具体的な商品名)
このような項目の記入をしました。ケージ内のレイアウトを図で描くくらい、詳しく伝えましたよ。
筆記台がないことが多いので、その場で記入するのは少し大変です。
なるべく当日の手間を省けるようにしておくとバタバタすることがありません。
事前にダウンロード、記入できるものはないかチェック!
受診
少し待ちましたが、だいたい予約時間で診てくれました。
診察台に先生が用意したプラケースがあり、そこに入れて、体重測定、触診、問診などを行います。
暴れないようにタオルで目隠しをして、上手に診てくれました。
結果はだいたいOK!
この日は糞を持参しなかったので、新鮮な糞が取れたときにまた来てくださいとのことでした。
糞の検査をすると、もっと詳しいことがわかります。
乾いてしまった糞は、菌が活発に動いていないので正確な検査ができないそうです。
こちらから質問したこと
私からも気になっていることをいくつか質問してみました。
-
糞は毎日出ていなくても大丈夫ですか?
-
給餌が毎日ではないから、毎日出ないのは当然。大丈夫ですよ。
-
レオパの肥満が心配なんですけど、この子の体重はどうですか?
-
ちょっとだけ太めかも。頻度は変えずに、1回分の餌を少し減らしましょう。
この子の体重は84gです。
(それぞれの適正体重は違います)
アドバイスをいただき、餌の頻度はそのままにレオパブレンドの量を少しだけ減らしてみることに。
受診後
診察が終わったらお会計をして終了です。
しかし、通信障害でクレジットカードが使えず!LINE Payが使えたのでセーフでした。
何とか支払いを済ませ、初めての健康診断は無事に終了しました。
2匹で3,300円でした!
先日、こんなご相談をいただきました。
-
最近食欲がない…元気はあるし糞も出ているんだけど、受診しようか悩んでいます
-
少しでも不安があるのなら、受診することをおすすめします。体調が悪くなくても、一度健診を受けておくと、今後何かあったときにスムーズに受診できますよ。
異変に気付けるのは、一番近くで見ている飼い主さんです。
その後動物病院を受診され、感染症の疑いがあるとのことでお薬を処方されたそうです。早めに診てもらうことができて良かったです。
検便で糞を持参するときのポイント
ここからは別の日の記録です。
検便をするために、病院へ糞を持っていきました。
糞を持参するときのポイント
- 検査当日の新鮮な糞を持参する(何時頃の糞か聞かれました)
- 乾燥しないように、ラップで包み、ジッパーつきの袋などに入れて空気を抜く
うちの場合は10時頃の糞を取り、15時半に持って行きました。
毎日出ない子だと、病院に行けるタイミングと糞のタイミング、なかなか合わず難しいですよね
検便の予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それでは今回の記事のまとめです。
以上、爬虫類の健康診断の流れと注意点を解説しました。参考になりましたでしょうか。
かわいい家族の健康のため、定期的な検査をおすすめします。
様子がおかしいと思ったらすぐに相談できるよう、爬虫類を診てくれる病院を必ず見つけておきましょう。繰り返しになりますが、爬虫類は体調不良を隠すことがあります。
まずは何よりも、毎日の観察や餌をしっかり与えること、日々のお世話が大切です。
餌の与え方について≫「フトアゴヒゲトカゲに与える餌の量と頻度」
毎日の観察について≫「フトアゴヒゲトカゲの毎日の観察ポイント」
こちらの記事も参考にしてみてださいね。
通気性がよく、丸みのある形で居心地が良さそうでした。中もよく見えるのでおすすめですよ。
冬はこれだと寒いので、カイロを使ったり、対策をしてくださいね。
Pinterestでボードを作成し保存しておくと、あとで確認できます♪
以上、参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。